かつみ♥さゆり家のうな疑丼、正体はまさかの激安食材!かつみさんは全然気づかず食べている…!?

東京ウォーカー(全国版)

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夫婦で漫才をしている「かつみ♥さゆり」さん。夫のかつみさんは借金王として知られ、結婚当初からなんと1億7000万円もの借金が。極貧生活を支えたのは、「少しでもかつみ♥さんに美味しいものを食べてほしい」という、♥さゆりさんの愛情あふれる「超節約ごはん」だった…!

今回は発売中の書籍「 ♥さゆり流 愛の節約ごはん 」の中から特に印象的なレシピを、笑って泣けるエピソードと共に紹介します。


筒状のちくわが、ちょっとの工夫で見事な〝うな疑〟に!

うなぎの「ぎ」が疑惑の「疑」になっていて、正体はちくわです(笑)。だから魅惑でなく、“疑惑のうな疑丼”なのです。でも、写真で見るとうなぎでしょ!?味もおいしくて、ちくわだから甘みがあるんです。もしかするとお子さんは、本物よりもこっちの蒲焼の方が好きかもしれないですよ!

ちくわは子どもの頃から慣れ親しんだ食材。


ちくわの端っこを切って開いた後、クルッとならないよう内側に何本か包丁で切り込みを入れます。それでもクルッとなるようなら、逆に巻いてラップをし、電子レンジでちょっとチンしてください。そうしたらキレイに開きます。年末年始に恒例のくるくる巻かれたカレンダーを、逆に巻いてまっすぐさせるのと同じです(笑)。

私は電気屋の娘だったので、冬休みになったらお客さま用のカレンダーに店のハンコを押して、クルクル巻いて筒に詰めるのが幼稚園ぐらいからの仕事でした。冬休みの楽しみの一つだったんですけど、ちくわが元に戻ってしまった時に「あ、あれだ!」と思い出してやってみたんです。おかげで、うちの“うな疑”はすごくきれいに真っ直ぐです(笑)。

ちくわの内側に切り込みを入れることで反り返らず、まっすぐきれいな“うな疑”を作ることができる。


ちくわの端っこで肝吸いも!完璧な〝うな疑丼〟セットに

ちくわをこんがり焼いたら砂糖、しょうゆ、あれば、みりん、酒で味つけします。砂糖としょうゆだけでもいいですが、最後にこだわりがありまして。ジャジャーン!市販のうなぎのタレです(笑)。これを最後に“うな疑”にひとふりして、ごはんにもかけます。これだけで、もう疑惑じゃなくなります!

こんがりと焼き色をつけ、砂糖としょうゆで味つけ。この照りが食欲をそそる。


うなぎ丼にはだいたい肝吸いがセットなので、ちくわの端っこを入れた肝吸いの代わりも作ります。今回は三つ葉とゆずも入れて豪華にしましたけど、昔はちくわだけでした(笑)。でも、お味は最高です。そこに卵を落とすのですが、あまり火を入れ過ぎず、箸を入れると黄身が出てくるぐらいにしておくと、ちくわと黄身がちょっとトロッとなって肝っぽくなるんです。卵が1個しかない場合は、かつみさんにあげます。

卵を落としたのは、偶然でした。実はうちの母親がお吸い物に卵をポンと入れる人だったんです。お箸を入れると黄身がふわ~と広がるぐらいのやわらかさになっていて、子どもの頃からそれが好きだったんです。ですから、お吸い物には1人一つずつ卵が入っているというイメージだったので、この肝吸いを作った時も何も考えずに卵を落としたんですよ。そうしたら、食べた時にうなぎの肝っぽいなと思ったので、定番になったんです。だから、偶然の産物なんです。

本物感を出すために市販のタレを最後に入れるのがポイント!

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