飛び散る鮮血!がん手術後の応急処置を近くで見ていた夫が恐怖に襲われる【漫画の作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
2児の母であるやよいかめ(
@yayoi_kame
)さんの闘病コミックエッセイ「鼻腔ガンになった話」。鼻づまりで病院に行ったら突然「がん」宣告。その後の生活や心境の変化を描き、WEB累計4500万PV超と反響を呼んでいる。
同コミックの続編
「続 鼻腔ガンになった話 未来への道」
が、2024年3月に電子書籍で発売されたばかり。一部抜粋し、ご本人へのインタビューとともにお届けする。
※本作で紹介している症状は、個人の体験談でありすべての人に当てはまるものではありません。症状で悩んでいる場合は医師・看護師等の専門家に相談してください。また、センシティブな内容を含むため、閲覧にはご注意ください。
手術後のパニックを、夫視点で見てみたら
がんの手術直後、包帯が喉に詰まってパニックになったやよい かめさん。あとで聞いてみると、当の本人より周りにいた親族の方が、見ていて恐怖を感じていたようだ。
お医者さんが来て、応急処置をしてくれることになった。詰まった包帯を取り除くが…。
飛び散る鮮血にご主人もびっくり。不安で仕方がない。同室の患者も含め、病室から退出を求められる。
入室の許可が出た。落ち着いたやよい かめさんの姿を見て、ご主人もホッとしたのだった。
自分で感じていたのと、外から見るのでは全く違っていた
このエピソードを描いたきっかけは、ご主人との認識の食い違いに興味を持ったためだった。「退院したあとしばらくしてがんの漫画を描き始め、応急処置のときのことを夫と話していたら、なんだか話が食い違っていて、『え?そんなに大変な感じやったっけ?』とびっくり。それで、夫から詳しく話を聞き直しました。本人としては、そのときは恐怖よりも『苦しくなくなったので一安心』と言う気持ちの方が大きかったです」
「そんなに出血してたんだ」というのは、改めて聞いて驚いたとのこと。「処置に結構時間がかかっていたことも意外でした。麻酔の影響がまだあったせいかもしれませんが、本人としてはあっという間の処置だと感じていたので」。当事者より見ている方が心配になるのは珍しいことではないが、トラブルはひとまず落ち着いたようだ。
※この漫画シリーズを集約・加筆した
「続 鼻腔ガンになった話 未来への道」
が24年3月7日に発売されました。電子書籍のみの販売になります。
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