パンダが保護を必要としない世界を目指して…アドベンチャーワールドが見据える「パンダの未来」【独占取材】
東京ウォーカー(全国版)
和歌山県・白浜。リゾート地としても人気の街に、開園から45年を迎えたテーマパーク「アドベンチャーワールド」がある。ここは“日本一のパンダファミリー・浜家”が暮らすテーマパークとしても知られ、園内には、これまで10頭のジャイアントパンダを産み育てた良浜(らうひん)という、メスのお母さんパンダがいる。
良浜(らうひん)が10頭の母になるまでに、どのような物語があったのだろうか―。中国国外の飼育施設で世界一の繁殖実績をあげる「アドベンチャーワールド」。そこで暮らす良浜の命の物語を、遥那もよりさん(
@moyoribiyori
)が
「パンダのミライー浜家・良浜 いのちの物語ー」
と題し漫画化。2024年4月19日に書籍として発売されたばかりの同作品から、一部を抜粋してお届けする。
目指すのは「パンダが人間の保護を必要としない未来」
パンダの保護・繁殖に携わっているアドベンチャーワールドのスタッフは「世界中の保護施設にいるパンダが野生に戻り、人間の保護が必要なくなる未来のために日々研究を重ねている」と話す。
“日本一のパンダファミリー・浜家”の出産や育児を支えているアドベンチャーワールドのスタッフ。そのスタッフからもらった素敵なお土産は、愛くるしいパンダの写真の数々だった。親子で食事中の良浜と彩浜、おもちゃを落として落ち込む楓浜など、パンダたちのリラックスした姿からも、スタッフの愛情が感じられる。
「また会いに来るからね」翔は心の中でつぶやいた。
奥が深い、ジャイアントパンダの出産と子育て。今後も、そんな母・良浜(らうひん)の命の物語をつづっていく。
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