おでかけが学びに繋がる!都内近郊おでかけスポット8選

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

子供とおでかけする際、ただ遊んで終わりではなく、せっかくなら何かしら学びに繋がる体験をさせてあげたい…そう思っているパパやママも多いはず。そこで、子供の「どうしてだろう?」という知的好奇心を刺激する、親子で楽しみながら学べる都内近郊のおすすめスポットを紹介!

■国立科学博物館/東京都台東区

1877(明治10)年に創立され、2022年で開館145周年を迎えた歴史ある博物館。“科博”の愛称で親しまれ、自然史・科学技術史を扱う国立で唯一の「総合科学博物館」だ。常設展示は「日本館」と「地球館」の2つで構成。“人類と自然の共存を目指して”をメインテーマに掲げ、地球や生命、科学技術史について楽しみながら学ぶことができる。

日本館はネオルネサンス様式を基調とした重厚な建物。国の重要文化財に指定されている

日本館の中には、「日本列島の素顔」「日本列島の生い立ち」「生き物たちの日本列島」「日本人と自然」「自然を見る技」の5つのゾーンがある。それぞれのゾーンでは、日本が大陸の縁から分裂し、列島として成立するまでの歴史や、人と生物が送ってきた生活の様子などを見ることができる。

渋谷駅の像で有名なハチ公や、映画・南極物語で知られるジロの剥製、日本国内で初めて発見された首長竜フタバスズキリュウの全身骨格のほか、地下1階にある「シアター36○(シアター・サン・ロク・マル)」も必見。360度全方位に映像が映し出される世界初のシアターは、直径12.8メートルの球体スクリーンの内側に架けられたブリッジから迫力の映像作品が楽しめる。

渋谷駅の銅像でお馴染み、秋田犬のハチ公。カラフト犬のジロも展示されている

日本で初めて発見された首長竜フタバスズキリュウの全身骨格。天井から吊るされた迫力ある展示が人気

一方の地球館は“地球生命史と人類”がテーマ。1階には「地球の多様な生き物たち-みんな、関わり合って生きている-」「地球史ナビゲーター」、2階とM2階には科学技術にフォーカスを当てた「科学と技術の歩み-私たちは考え、手を使い、創ってきた-」「科学技術で地球を探る」「科学技術の偉人たち-日本の科学者・技術者-」といったゾーンがある。

3階の「大地を駆ける生命-力強く生きる哺乳類と鳥類を見る-」ゾーンには、さまざまな哺乳類や鳥類のほか、絶滅したといわれている二ホンオオカミなど、希少動物の剥製を多数展示。さらに、5分程度の映像コンテンツも用意されており、1階では「生命の花」と「地上のさまざまな景観」、3階では「生と死の原野」が上映されている。

ティラノサウルスの全身骨格。しゃがんだ姿勢での展示

特に人気があるのは1階のアロサウルス、B1階のティラノサウルス、トリケラトプスといった恐竜の展示で、大型哺乳類の剥製ヨシモトコレクションの一部や、上野動物園で飼育されていたパンダの剥製なども鑑賞できる。

「秋田犬ハチ おすわりタイプ」(2800円)、「科博オリジナルマスコット フタバスズキリュウ」(800円)はお土産に人気

帰る前にミュージアムショップものぞいてみよう。国立科学博物館オリジナルデザインのぬいぐるみやマスコットは人気アイテムとのこと。

住所:東京都台東区上野公園7-20/時間:9:00~17:00、金・土曜~20:00(最終入館は閉館の30分前まで)/休み:月曜(祝日の場合は翌日、特別展開催中は変更になる場合あり)、年末年始(12月28日~1月1日)/電話:050-5541-8600(ハローダイヤル)/料金:一般・大学生630円、高校生(高等専門学校生含む)以下、65歳以上無料
※2022年9月現在、入館には事前予約が必要です

■日比谷松本楼・日比谷公園/東京都千代田区

「日本の公園の父」といわれる本多静六博士の設計案を基に、1903(明治36)年、日本初の近代的洋風公園として誕生した日比谷公園。そして、時を同じく日比谷公園のほぼ真ん中に洋食喫茶店「日比谷松本楼」がオープンした。

マンサード屋根の3階建ての日比谷松本楼は、当時おしゃれな店として評判を呼び、ハイカラ好きな人たちを中心に「松本楼でカレーを食べてコーヒーを飲む」ことが大流行したそう。夏目漱石や高村光太郎など多くの文人の憩いの場にもなり、作品の舞台としても登場している。

日比谷公園内にある日比谷松本楼

松本楼の選べる「ビッグプレート」(1900円)。オムレツライス(ソース3種)、洋食3種(ハンバーグ、クリーミィカニコロッケ、海老フライ)から選べる

多くの人に愛され続ける「ハイカラビーフカレー」(1100円)

1階には洋食レストラン「洋食 グリル&ガーデンテラス」があり、創業時からずっと愛され続ける洋食や、パティシエ特製のケーキなどをカジュアルに楽しめるのが魅力。日比谷の森が間近に広がるガーデンテラスで、四季折々の景色を眺めながらおいしいひと時を過ごそう。
また、3階には仏蘭西料理レストラン「仏蘭西料理 ボア・ド・ブローニュ」があり、シェフ自慢のコースメニューが楽しめる。特別な日のランチやディナーに、ぜひ選びたいレストランだ。

日比谷公園は、幕末までは松平肥前守などの大名屋敷地だったが、明治時代に陸軍練兵場となり、その後都市の公園として計画、設計、造成され、今に至る。設計当初に作られた野外音楽堂(現在の小音楽堂)や第一花壇、イチョウ並木などに、文化の先駆者としての公園設計者の意気込みを感じることができる。都会のど真ん中に位置しながら敷地内は多くの自然にあふれており、ビジネス街で働く人たちの憩いの場として親しまれている。

日比谷公園の大噴水は公園のシンボル

公園のシンボルとなっている大噴水は、直径30メートルの水盤に吹上高さ12メートルの水が噴き上がり、夜にはライトアップで幻想的な姿を見せてくれる。そのほかにも、公園などの装飾用噴水として日本で3番目に古いとされる「鶴の噴水」や、第一花壇にある「ペリカン噴水」など多くの噴水や花壇がある。

日比谷松本楼
住所:東京都千代田区日比谷公園1-6/時間:11:00~21:00(LO20:00)/休み:年末年始/電話:03-3503-1451(日比谷松本楼)、03-3503-1612(仏蘭西料理 ボア・ド・ブローニュ)

日比谷公園
住所:東京都千代田区日比谷公園/時間:常時開園/休み:なし/電話:03-3501-6428(日比谷公園サービスセンター※年末年始休みあり)/料金:無料(一部有料施設あり)

■チームラボプラネッツ TOKYO DMM/東京都江東区

アートコレクティブ チームラボが手がけるミュージアムで、超巨大なアート作品空間に身体ごと没入する体験が楽しめる。ミュージアムには「水に入るミュージアム」と「花と一体化する庭園」の2エリアがあり、いずれも圧倒的スケールのアート空間に驚かされること必至だ。

エントランスのアート作品「空から噴き落ちる、地上に憑依する炎」

「水に入るミュージアム」では、参加者は裸足となり、感覚を研ぎ澄ませながらアート作品を体感する。光に包まれた空間が無限に広がるインタラクティブな作品「The Infinite Crystal Universe」は、鏡面の床を裸足で歩きながら、何種類もの光の世界へと没入。スマホアプリ「teamLab」を操作すると光の動きを変化させることができるので、事前にダウンロードしておくと便利。
デジタルで描かれた鯉が泳ぎ回る水面を裸足で体感する作品「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」は、人の動きに影響を受けて泳ぎまわる鯉の軌跡が、光の線となって描かれる。さらに、鯉に触れると花びらとなって散り光が変化するので、その様子も楽しもう。

光の彫刻群が無限に広がる「The Infinite Crystal Universe」

水の中で光の鯉が泳ぐ「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」

「花と一体化する庭園」には、2つの庭園作品が展示されている。「Floating Flower Garden:花と我と同根、庭と我と一体」は、1万3000株以上の生きたランの花々が空中に埋め尽くされた作品。人が近付くと、動きに合わせて空中に咲くランが上にあがり、ゆっくりと空間を作って包み込んでくれる。なお、「teamLab Flower Shop」で、トートバック「teamLab Flowers Growing Back Bag」(3960円)を購入すると、ここで展示されていたランの持ち帰りが可能。次回バッグを持って訪れると、再び無料でランをもらうことができる。

1万3000株のランの花に包まれる「Floating Flower Garden:花と我と同根、庭と我と一体」

卵型のオブジェが紡ぎ出す光と音の作品「呼応する小宇宙の苔庭 - 固形化された光の色」

ovoid(卵形体)という卵型オブジェが光り輝く「呼応する小宇宙の苔庭 - 固形化された光の色」は、風で揺れたりオブジェを押したりすると美しい音色を響かせて光輝く。ひとつのovoidを揺らすと、周りのovoidも呼応し61色の光が広がっていく。

Vegan Ramen UZU Tokyoの限定ラーメン「ヴィーガンラーメン花(冷)」(1980円)

また、敷地内では、国内外の著名人も多く訪れる「Vegan Ramen UZU Tokyo」がフォトジェニックなメニューを提供している。「ヴィーガンラーメン花(冷)」や「ヴィーガンラーメン炎(激辛)」(1650円)といった限定のヴィーガンラーメンを、展示作品「虚像反転無分別」や「空と火のためのロングテーブル」で味わうことができる。

住所:東京都江東区豊洲6-1-16 teamLab Planets TOKYO/時間:公式サイトを確認/休み:不定休/料金:エントランスパス大人(18歳以上)3200円、中・高校生2000円、子供(4〜12歳)1000円、3歳以下無料
※「Vegan Ramen UZU Tokyo」は、チームラボプラネッツの来館者以外も利用可能

■日本科学未来館/東京都江東区

日々アップデートされていく科学の力を通して、“ワクワクする未来のプラットフォーム”となることを目指すミュージアム。館内には、科学技術と未来に触れて考えるさまざまな展示のほか、最先端の研究を行う外部プロジェクトチームの研究室があり、不定期で研究室を訪れる見学ツアーや、研究結果を共有するイベントなども行われている。

現在進行形の科学技術を体験できる日本科学未来館

5階の「世界をさぐる」ゾーンでは、宇宙や地球、そこで誕生する生命など、私たちをとりまく“世界”の仕組みを、さまざまなスケールで探ることができる。国際宇宙ステーション(ISS)の住居棟を模した「こちら、国際宇宙ステーション」や、絵本の世界に入り込んだ視点から人間の脳の仕組み・生物としての性質などを学ぶ「ぼくとみんなとそしてきみー未来をつくりだすちから」などでは、見て、そして体を動かして考えることができる。

国際宇宙ステーションの住居棟を再現した展示スペース

3階の「未来をつくる」ゾーンは、私たちが望む社会や暮らしの形を描き出し、その夢がどんなアイデアによって実現されるかを考えるゾーン。アンドロイドの表情や動きを間近で体感できる「アンドロイド―人間って、なんだ?」や、本物の自然と計算機(コンピューター)が作り出した自然の境界について考える「計算機と自然、計算機の自然」などを体験して、近未来について想像してみよう。

アンドロイドとコミュニケーションがとれる体験展示

コンピューターが作り出した自然を体感できる「計算機と自然、計算機の自然」の展示ブース

さらに、5階、3階、1階にまたがる「地球とつながる」ゾーンでは、ミュージアムのシンボル展示でLEDパネルを使った地球ディスプレイ「Geo-Cosmos ジオ・コスモス」が天井から吊り下げられており、タッチパネルを使った展示などで地球の新しい姿を発見できる。「ジオ・コスモス」には過去90日間の地球上の「雲の画像」が映し出され、刻々と変化していく地球の様子が楽しめる。

「ジオ・コスモス」は2022年にリニューアルし、より豊かな色彩表現で地球の姿を映し出している

「Miraikanロゴマグカップ(L)」(1100円)、「Miraikanアイコンジェットストリームボールペン」(255円)など、オリジナルグッズが充実

さまざまな方法で科学や未来について学べ、“気付きのきっかけ”がたくさん詰まった同施設。常設展だけでなく、特別展や応募による体験ワークショップなどイベントが豊富に開催されているので、詳しくは公式サイトをチェックしてみよう。

住所:東京都江東区青海2-3-6/時間:10:00~17:00(入館券の購入・受付は16:30まで)/休み:火曜(祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)/電話:03-3570-9151(開館日の10:00〜17:00)/料金:常設展入館料 大人630円、18歳以下210円、6歳以下の未就学児無料

■所沢航空記念公園・所沢航空発祥記念館/埼玉県所沢市

日本初の飛行場の跡地に造られた、約50ヘクタールという広大な面積を誇る公園。園内には、日本の航空発祥の地にふさわしく、戦後初の国産旅客機「YS-11中型旅客機」や航空自衛隊入間基地で使われていた「C-46中型輸送機」が展示されている。
人工芝運動場やテニスコート、野球場などの運動施設のほか、茶室や日本庭園、野外ステージもあり、県西部のスポーツ・文化の交流拠点に。遊具も充実しているので、休日にはファミリーの憩いの場としても親しまれている。

自衛隊で活躍していた「C-46中型輸送機」が外に展示されている

また、園内には空を飛ぶあゆみや仕組みが学べる「所沢航空発祥記念館」もある。本物の飛行機やヘリコプター、グライダーを、地上に7機と空中に10機展示。国内で活躍していた機体をより間近で見学できるよう、工夫して展示されている。また、「セスナT310Q」は構造と仕組みを一部分解展示で紹介。操縦席に座って方向舵や昇降舵を操作することもできる。

館内の天井から飛行機やヘリコプターなどを吊るして展示している

スペースウォーカーで低重力を体験。ジャンプをすると、画面がどんどん上空にあがっていく

フライトシミュレータで飛行機の模擬操縦にチャレンジ。操縦に合わせて座席が動くのでリアルな体験ができる

「空の管制」では、実際に使われていた管制卓などを展示。航空管制の役割を紹介し、航空管制官・整備士・グランドハンドリングスタッフなどの仕事を知ることができる。さらに、地球脱出や月面探検が体験できる「スペースウォーカー」や、大空を飛ぶ楽しさを体験できる「2軸揺動型フライトシミュレータ」など体験展示も充実しており、子供だけでなく大人も体験可能だ。

所沢航空記念公園
住所:埼玉県所沢市並木1-13/時間:公園部分は常時開放/休み:年末年始、点検日(公式サイトを確認)/電話:04-2998-4388/料金:入園無料

所沢航空発祥記念館
住所:埼玉県所沢市並木1-13 所沢航空記念公園内/時間:10:00~16:30(最終入館16:00)/休み:月曜(祝日、振替休日の場合は翌平日)、年末・元日(12月29日~1月1日)/電話:04-2996-2225/料金:展示館 大人520円、小・中学生100円、65歳以上(要証明書)420円、大型映像館 大人630円、小・中学生260円、65歳以上(要証明書)520円、展示館・映像館セット券(共通割引券) 大人840円、小・中学生320円、65歳以上(要証明書)680円、未就学児は無料

■グリコピア・イースト/埼玉県北本市

食品メーカー「江崎グリコ」のコミュニケーション型ミュージアム。お馴染みのポッキーとプリッツの製造工程が学べる「ポッキーストリート」「プリッツストリート」では、両製品を作っているところを実際に見ることができる。粉から練り焼かれる過程から、袋詰めされて箱に入れられ、配送されるまでを見学。館内には、企業秘密であるポッキーのチョコレートづけの工程のヒントのほか、ポッキーの持ち手の誕生秘話などのトリビアも紹介されているので、楽しく学ぶことができる。

運が良ければ「グリコワゴン」にも出合える

いつも食べている「ポッキー」や「プリッツ」が製造される過程を1から見学できる

1階のエントランスにある「カレッジホール」では、江崎グリコ誕生のエピソード「創意工夫〜創業者江崎利一物語〜」と「チョコレートができるまで」の映像を上映。さらに、「スタジアムホール」ではクイズチャレンジツアーに参加でき、優勝すると工場で作られたばかりのプリッツが賞品としてもらえる。

「スタジアムホール」でのクイズチャレンジツアーの様子

「グリコタウン」では、壁一面にディスプレイされた1500点ものグリコのおもちゃを見ることができるほか、1931(昭和6)年に登場した「映画付きグリコ自動販売機」のレプリカなど、懐かしのアイテムを展示。巨大なゴールインマークと一緒に記念撮影できる「フォトスタジオゾーン」は、フォトスポットとして人気だ。売店では、限定グッズやお菓子なども販売されている。※売店のみの利用も可能

来館記念として、ゴールインマークの前で記念撮影ができる

入館料はなくすべて無料で楽しめるが、見学は事前予約が必要。専用サイト(Glicoメンバーズへの登録が必要)か電話にて受け付けている。

住所:埼玉県北本市中丸9-55/時間:9:00~16:00(売店は10:00~15:30)/休み:お盆休み、年末年始、工場メンテナンス日、金曜(※金曜は一部開館する日もあるので予約カレンダーを確認)/電話:048-593-8811/料金:無料(完全予約制)

■OH!!!~発酵、健康、食の魔法!!!~/埼玉県飯能市

“「OH!!!」と驚くような発酵体験、食の魔法を楽しもう!”をコンセプトにした「発酵」のテーマパーク。運営しているキムチ・漬物メーカーのピックルスコーポレーションは、発酵により醸し出される香りやおいしさは、“微生物たちの織り成す魔法である”と考え、発酵を味わいながら、学び、体感できる場所として同施設を展開している。

敷地内にある「Piene Cafe」は木の板が1枚1枚貼られたおしゃれな建物が特徴

「Piene Cafe」は、“野菜と乳酸菌と暮らす”をテーマにした発酵デリカフェ。「さくさくクッキーの糀甘酒プレミアムシュークリーム」(280円)をはじめとした発酵スイーツや「やさい糀甘酒」(340円)などが味わえる。

スパゲッティー3種類と発酵カレーの4つからメインが選べる「ランチセット(サラダ、ドリンク付き)」。写真は「茄子とベーコンのシチリア風スパゲッティー」

発酵バターのクッキー生地が特徴の「さくさくクッキーの糀甘酒プレミアムシュークリーム」(280円)と、「米糀ジンジャーエール」(400円)

隣接する「八幡屋」は、発酵食品のセレクトショップ。発酵・熟成・国産にこだわる老舗漬物店「八幡屋」の漬物や、全国各地から厳選した発酵食品などを販売している。さらに、地元の採れたて野菜や特産品を集めた「飯能マルシェ」も開催。

みりんを加え、甘酸っぱく口当たりが良い「和ピクルス」(各380円)

ヤンニョムを白菜の葉一枚一枚に丁寧に塗り込んだ「ポギキムチ」(550円)

ほかにも、本格薪火窯の炎を眺めながら食事ができる、薪火と発酵のレストラン「Femy_」や、キムチやぬか床づくりなどの発酵ワークショップを開催する「パリシャキ研究所」も。オリジナルの「ご飯がススムキムチ」が作れるのはここだけなので、ぜひチェックを。

住所:埼玉県飯能市飯能1333/時間:八幡屋10:30~17:00、Piene Cafe 10:30~16:30(LO16:00)、Femy_ ランチ11:00~14:30(LO14:00)、ディナー17:00~20:00(LO19:30)※Femy_のディナータイムは土・日曜のみ営業、パリシャキ研究所はワークショップにより異なる/休み:月曜(祝日の場合は翌日)/電話:042-975-7001(総合案内)

■ヤサイな仲間たちファーム/埼玉県深谷市

深谷市の農業と観光の魅力を発信する「深谷テラスパーク」の隣にあり、“野菜にときめく、好きになる!みんなの笑顔を育むファーム”をコンセプトにした、野菜の魅力を体感できる複合型施設。

深谷テラスパークの隣にある「ヤサイな仲間たちファーム」

季節に合わせたさまざまな野菜を栽培している体験農園には、常時約30種以上の野菜が植えられている。参加したタイミングで旬を迎えている野菜の収穫体験が可能。さらに、地域で採れた野菜や果物、加工品を販売するマルシェでは、野菜ソムリエが野菜の魅力や食べ頃、具体的な食べ方など、食卓を豊かにする提案を行っている。

都会では貴重な収穫体験ができる。収穫した野菜は持ち帰り可能

地元産を中心に、採れたて野菜などが購入できるマルシェ

また、地産地消を提唱する音羽和紀シェフ・音羽創シェフが監修したメニューが味わえるレストランも要チェック。深谷産の地元野菜を中心に、季節野菜をたっぷり使用した「シェフズサラダ(スープ・パン付)」(2050円)は、素材の持ち味を存分に活かした自慢のメニューだ。時季によって内容が変化するので、四季を感じながら味わえるのも魅力。素材のおいしさを五感で楽しもう。

ボリューム満点の「シェフズサラダ(スープ・パン付き)」(2050円)。見た目も楽しいカラフルな一品

なお、深谷テラスパークには野菜や花をモチーフにした大型遊具があるので、子供連れにおすすめ。円形広場を中心に、市の魅力を情報発信する大型デジタルサイネージやパノラマデッキ、じゃぶじゃぶ池など、多彩な施設を有している。

深谷市の農業と観光の魅力を発信する「深谷テラスパーク」

遊具はトウモロコシ、トマトがデザインされているほか、名物の深谷ネギも至るところに

住所:埼玉県深谷市黒田字上反54/時間:開門・閉門 9:00~18:30、マルシェ 9:00~18:00、レストラン 11:00~18:00(LO17:30)※状況により変更になる場合あり/休み:不定休/電話:048-580-7550

【ウォーカープラス/PR】

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※新型コロナウイルスの影響により、施設によって営業時間の変更や休業の可能性があります。ご利用の際には、最新情報の確認と、感染拡大の防止にご配慮いただけますようお願いいたします。

この記事の画像一覧(全40枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

夏休み特集2023

夏休み特集 2024

ウォーカー編集部がおすすめする、この夏の楽しみ方を紹介。夏休みイベント&おでかけスポット情報が盛りだくさん!

CHECK!夏祭り 2024の開催情報はこちら

ページ上部へ戻る