【江ノ電でゆるり旅】 江ノ電沿いを巡り、アート×整う時間を過ごそう

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東京ウォーカー(全国版)

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2021年11月22日(月)〜26日(金)に「鎌倉ワーケーションWEEK2021 Vol.1」というキャンペーンが開催される。民泊サービスで知られる「Airbnb(エアビーアンドビー、通称エアビー)」協力のもと、鎌倉のコワーキングスペースと連携したイベントだ。

ワーケーションとは「働く(Work)」と「休暇(Vacation)」を組み合わせた言葉で、ゆったりと旅先で仕事とバケーションを両立させながら楽しむ、という働き方のひとつ。

都心からも近く、自然豊かな鎌倉は、ワーケーションにぴったりの場所。さまざまな鎌倉の文化に触れられるおすすめスポットを紹介する。今回は、鎌倉の名物とも言える、江ノ島〜鎌倉の海沿いを走る電車「江ノ電」に乗って、自分を整える時間を過ごせるスポットを巡ってみよう。

レトロな江ノ電に乗って鎌倉を巡ろう


1:アートに囲まれながら、思考の糸口を見つける「Gallery Pictor」

午前中の仕事は、和田塚駅からほど近い「Gallery Pictor」からスタート。由比ガ浜大通りにある施設「Gallery Pictor」は、その名前の通り現代アートを展示するギャラリーだが、「鎌倉ワーケーションWEEK Vol.1」中はワークスペースができる。

由比ガ浜大通り沿いのギャラリー。ビルの2階と3階がギャラリー。北側は全面曇りガラスで、柔らかい自然光が入る

アートと言うと、ほとんどの人は “目で見て感じるもの”と思うかもしれない。しかし同施設では「アートを“本のように読んで思考するもの”として伝えたい」と、2021年から展示と連動した読書会やトークイベントを企画している。

「現代アートは、今の社会で起こっていることを他人(=作家)の視点で見るツールになります。古い価値観や制度がどんどん更新されていく時代なので、知らなかったことや自分と異なる考え方に出会ったり、別々の問題だと捉えていた物事のつながりを見つけるための『思考法』のひとつと捉えてもらうと面白いと思います」と、オーナーの中島紗知さん。

そういった思考ゆえ、物事に対しての自身の好奇心や疑問を掘り下げている作家やアーティストの作品を取り上げることが多い。そういった作品は「今の社会で大切なこと」や、「鑑賞者にとっても意味のあること」に何かしら繋がっていると考えているのだそう。

前回の「鎌倉ワーケーションWEEK」開催時の、ワークスペースの様子

現在は、作品から思考を広げていくための仕掛けとして、読書会やトークイベントを企画。アートの領域にとどまらず、科学、哲学、政治・経済など、横断的に交流できる場を目指している。「鎌倉ワーケーションWEEK」期間中は、開催している展覧会と関連付けたトークセッションか読書会を行う予定(変更の可能性あり)。

「森 栄二展《私の庭 : cloudy》」を開催予定

開催する予定の展示は「森 栄二展《私の庭 : cloudy》」。作家が自宅の庭を観察し、そこにある生命の循環を記録したような作品群で構成予定だ。身近にある生命と自己との連続性に気づくことは、自然と人という二項対立的な考え方を見直すことにもつながる。トークセッションや読書会は、そのような気づきを対話するものになるのではないだろうか。

現代アートに囲まれながらゆったりした時間が流れる空間を味わおう。新しい考えが芽生えてくるかもしれない。

■Gallery Pictor
住所:鎌倉市由比ガ浜3-1-28 鎌倉テーラービル202
電話:080-7085-8404
営業時間:11:00〜18:00
休み:月曜、火曜(展示入れ替え期間は休廊)
席数:2席(普段はなし、イベント時のみ) ※禁煙
駐車場:なし
アクセス:江ノ島電鉄 和田塚駅より徒歩3分、JR鎌倉駅西口より徒歩10分
公式サイト: https://gallery-pictor.com/

2:コンブチャで身体の中をキレイに!「HOUSE YUIGAHAMA」で腸活を

アートで思考を巡らせた後は、心身ともにリフレッシュ!身体にいいものを取り入れに行こう。「Gallery Pictor」近くの「HOUSE YUIGAHAMA」でひと息つくのがおすすめコース。

由比ガ浜大通りでも目立つ存在の「HOUSE YUIGAHAMA」

「HOUSE YUIGAHAMA」は10月にリニューアルオープン。コンブチャマイスターの橋本貴美代さんが監修するコンブチャ(KOMBUCHA)が楽しめる。

左がコンブチャの魅力を発信している、マイスターの橋本貴美代さん。右は木村渉さん

コンブチャとは、紅茶を発酵させた乳酸菌が豊富なドリンク。酵母菌や抗酸化物質が含まれており、飲めば免疫力もつくと言われる健康食品だ。同店では、日本ではまだ珍しい「クラフトコンブチャ」を取り入れている。

自家製のコンブチャの計り売り(100ミリリットル300円〜)でそのまま味わうのはもちろんのこと、新メニューの乳酸菌入り発酵スムージー「HAKKO SMOOTHIE」(650円)にも注目したい。

バナナとビーツの入った「HAKKO SMOOTHIE」。鮮やかな色味で、つい写真を撮影したくなる!

普通のドロッとしたスムージーも飲みごたえがあるが、こちらは通常のスムージーよりも空気を含んでおり、サラッとしていてスッキリ飲みやすいのが特徴。一度飲むとハマる人も多いという。

スムージーはフレーバーも多数あり、週末限定で鎌倉市民の台所「レンバイ」で仕入れた野菜を使った、グリーンスムージーも登場。空芯菜や小松菜、ケール、タンポポの葉など、その日の仕入れで食材でスペシャルな一杯を味わえる。スーパーフードでカスタマイズもできるので、自分ならではのオリジナルドリンクをオーダーすることもできる。

「オーガニックTEA」(450円)は、ハイビスカス、シナモン、ローズヒップなどが入る。2次発酵で、ハーブを感じる仕上がりに

カフェの奥は建築事務所のオフィスとなっており、店内のインテリアも素敵!地域の住民との繋がりを大切にし、“繋がる”場所としてイベントも開催(10月よりカフェはテイクアウトのみ、一般客の店内利用は不可)。

また、自然を守るため、SDGsや環境問題にも取り組み、水のフリーステーションを担ったり、店内では再利用ストローを利用している。

人気の洗濯洗剤「birds」や、持ち運びが楽しくなるエコカップ「stojo」、ヘアメイクアップアーティスト・斉藤誠さんが立ち上げたブランド「ANOTHER ORDINARY」のメンズスキンケアグッズなど、環境に優しい商品も販売している。

レジカウンター横には、思わずインスタに投稿したくなる撮影スポットも!

アスリートなども来店し、愛飲しているというオリジナルのコンブチャドリンク。「ホットドック」(650円※テイクアウトのみ)などの軽食と一緒に、“腸活”に取り入れてみては。

■HOUSE YUIGAHAMA
住所:鎌倉市由比ガ浜1-12-8
電話:0467-53-8589
営業時間:10:00〜17:30
休み:水曜
駐車場:なし
アクセス:江ノ島電鉄 和田塚駅より徒歩2分
公式サイト: https://houseyuigahama.com/

3:サウナで汗を流してととのう時間「ZEN VAGUE」

さて、コンブチャで健康的になったところで、次に向かうのは「ZEN VAGUE(ゼン ヴァーグ)」のサウナ。閑静な住宅街の一角にある、大人の隠れ家だ。この施設ではサウナのほか、ゲストハウスとして宿泊利用も可能。また、パーソナルトレーニングや各種グループレッスン、ワークショップなども行っている。

由比ヶ浜海岸まで約100メートルの場所にある。長谷駅からも近いが、住宅街にあるため隠れ家的な雰囲気

コーポレートアイデンティティ「ELEGANCE IS ELIMINATION -ウェルネスライフの本質を追求する-」のもと、「BEACH×MODE×TRADITION」というコンセプトで創業者ゆかりの地・鎌倉に2017年にオープンしたこの施設。「ウェルネスライフ」とは、健康の一歩先、心身ともに健やかで美しくあることを指す言葉だ。

スタジオは、イベントや宿泊者のラウンジとして利用したりと用途もさまざま

築90年以上の建物をリノベーションしている同施設。以前はアジア圏、ヨーロッパ圏を中心とした国際色豊かな客層だったが、現在は近隣、県外問わず、常連客で落ち着いているという。そう聞くと、古民家や和モダンなイメージだが、海やストリートカルチャーの要素を取り入れ唯一無二のブランドとして成立させた、「これからの鎌倉」を表現したような施設。時計やテレビがなく、ミニマリズムな環境の中で生まれる感情を大切にできる場だ。

最大4名までの「VAGUE(フランス語で波の意味)」の宿泊部屋。ほかに、ドミトリーなどのタイプもある。サーフボードは作家とコラボ制作したアート作品

サウナは、木製の樽型にストーブを設置したバレルサウナ(平日1500円/1人、貸切6000円/1~4人、2時間制※土日祝は貸切のみ)。水とバスタオルを受け取り、水着に着替えて利用しよう(水着は要持参)。中からは庭園の景色が見えるようになっており、運が良ければ庭にリスやたぬき、山鳩のつがいなど、さまざまな動物が遊びに来る様子もみられるという。セルフロウリュも使って身体の芯からデトックスしたら、水シャワーで解放!外気浴も心地よい体験だ。

庭園を眺めながら自分と向き合える時間。外からは見えないので安心

もちろんサウナはスポットとしての利用もできるが、近年はサウナ需要も高まり、土日祝は予約でいっぱいとなることが多い。早めに予約をしておくか、平日ならば比較的落ち着いて利用が可能。ゲストハウスで宿泊をしながら1日じっくりと自身と向き合いつつ、宿泊者優先枠(500円/1人)のサウナ利用も検討してみよう。利用時には近隣への配慮もお忘れなく。静寂を楽しんで。

■ZEN VAGUE
住所:鎌倉市長谷二丁目7-29
電話:0467-81-4405
営業時間:9:00~21:00(最終入館はメニューにより異なる)
※宿泊チェックイン15:00〜20:00、チェックアウト11:00
休み:なし(臨時休館あり)
駐車場:なし
アクセス:江ノ島電鉄 長谷駅より徒歩3分
公式サイト: https://www.zenvague.com

4:マインドフルネスワークで自分と向き合う「ThinkSpace鎌倉」

さて、長谷駅から江ノ電で移動し、向かうは稲村ヶ崎!サウナで整った後は、「静かに自分と向き合う時間」で仕事も捗る場所「ThinkSpace鎌倉」へ。

古民家の一軒家「ThinkSpace鎌倉」

働く時間は、どうしてもストレスフルになりがち。余裕がなく、さまざまな連想が頭の中を駆け巡った煮詰まった状態では、新しいものも生まれにくい状態に。そんな時に、自分を解放できる手伝いをしてくれるのが、マインドフルネスをベースにしたコワーキングスペース「ThinkSpace鎌倉」。リラックスできる空間に身を委ねることで、パンパンだった心と頭にスペースが生まれ、「気づく力」や「直観力」を高めることができそうだ。

鳥のさえずりなどが聞こえる自然豊かな環境で、心と身体の緊張を緩める

囲炉裏端でパチパチという炭の音を聴きながら、赤く染まる炭火を眺め、自然と思考が深まっていく…。一人で静かに過ごしたり、数名で深い対話を行ったり、質の高い時間が過ごせるという声も多い。月に数回はワーケーションで訪れる人が増えているそうで、室内には空気を浄化する素材や、自然界のゆらぎ(1/fのゆらぎ)を感じられる音や明かりなど、 心を落ち着かせ、能力を発揮できる手助けをする要素が散りばめられている。

土間をワークスペースに使用(1階)。一人で集中して作業したい人のためのカウンター席や、仕事の合間に運動もできるエアロバイクが置いてある

古民家の1階はチームでの貸切利用(60分4400円/一室)や、 ドロップイン利用(3時間1650円、 以降1時間550円/1人)が可能で、リモートワークに最適だ。リラックスと集中を繰り返すことで、感性が研ぎ澄まされ、 新たなアイディアが生まれるかもしれない。

川のせせらぎや木漏れ日を感じられる畳の間。読書をしたいときや、瞑想したいときに

2階は開放感のある明るい個室や、キッチン&バスルームなどの生活空間を併設。 自然に囲まれた個室で集中したいとき、 少し横になって休憩したいとき、 オンライン会議を行うときなど多彩な利用ができる。 マインドフルネスで心と身体を整えながら、 滞在型のワーケーションも楽しめる。

2階の個室は、二面バルコニーの明るい部屋。窓から見える夕焼けも美しい

この建物は、元々は陶芸家の別荘だったが、建築士でもあるオーナーの岩濱サラさんが自らリノベーションして、4年前に開業。「マインドフルな時間を過ごすことで、"私らしさ"に戻る場所を創りたかった」という。シンギングボウルを使った「音瞑想」や囲炉裏で茶葉を焙煎する「茶瞑想」など仕事の息抜きに参加できるプログラムのほか、部門やチーム単位でも行える「レジリエンス(自己回復力)プログラム」「マインドフルネス&コンパッション・プログラム」など、心と身体のウェルビーイングを高めるプログラムも行っている。

不思議とリラックスできる空間。集中力も高まり、あっという間に時間が過ぎてしまう、なんてことも

「ThinkSpace鎌倉に行くと、自分自身が整っていく気がする」という声が多いのも納得。自分を“整え”れば、仕事にもいい影響が与えられそうだ。

■ThinkSpace鎌倉
住所:鎌倉市稲村ガ崎2-10-21
電話:0467-37-9624
時間:8:00〜21:00(予約制)
休み:不定
駐車場:なし
アクセス:江ノ島電鉄 稲村ヶ崎駅より徒歩5分
公式サイト: https://thinkspace.jp/

5:「稲村ヶ崎公園」で海を感じよう

公園内は自由に入って景色を楽しめる画像提供=鎌倉市公園協会

自然豊かな鎌倉だけど、江ノ電沿いで感じたいのはやっぱり海!国道134号線の稲村ヶ崎エリアを歩いて、潮風を感じる公園へ。広い鎌倉海浜公園の南西部・稲村ガ崎地区は、通称「稲村ヶ崎公園」とも呼ばれている。公園からの展望は「かながわ景勝50選」にも指定されているほど絶景のスポット。江ノ島までが一望でき、歩道も整備されているので散策もしやすい。

運がいい時には、江の島と富士山のコラボレーションが見られる画像提供=鎌倉市公園協会

整備された芝生も広がっているので「寝転がって休憩」なんてこともできる。入園無料で自販機・トイレも完備。太陽が富士山の方向に向かって沈むので、夕暮れ時も美しい。

■稲村ヶ崎公園(鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区)
住所:鎌倉市稲村ガ崎1丁目
電話:0467-45-2750(鎌倉市公園協会)
営業時間:自由解放
休み:なし
駐車場:なし(近隣駐車場を利用)
交通:江ノ島電鉄 稲村ヶ崎駅から徒歩5分

こちらもおすすめ!温泉でゆったり疲れを癒やそう

海を満喫したら1日の締めくくりに利用したいのが「稲村ヶ崎温泉」。鎌倉エリア唯一の温泉として、地元の人や観光客に人気。入浴は、通常料金1500円。レンタルタオルセット(520円)があるので、手ぶらでも利用できる。

吹き抜ける潮風が心地よい。展望風呂から夕日を眺めよう

目の前に広がる鎌倉の海と空、富士山と江ノ島を眺めながらゆっくりとくつろぐ時間を過ごそう。金鉱の跡であるとも言われた稲村ヶ崎の砂浜からは砂鉄、砂金が見つかることもあったそう。お湯の色は褐色がかった黄金色なのもあり、昔から「黄金の湯」として親しまれている。縁起のいい湯だ。

炭酸水素イオンの効能には、老化や病気を抑制する作用や、老廃物を排出し疲労回復や冷え性、ストレス解消など

泉質は炭酸水素塩冷鉱泉。松の有機質成分を含んで殺菌効果が高い「モール泉」とよばれるもので、平成の初期までは世界で2カ所しか確認されてなかったという貴重な温泉資源。角質や毛穴の汚れを取り除くクレンジング効果も高いと言われ、弱アルカリ性の水質が美肌や保湿にも効果が期待できる、まさに「美人の湯」。自分自身を整えて巡ったコースの締めくくり、ご褒美にもぴったり!

温泉に浸かって疲れた身体を労わろう


■稲村ヶ崎温泉
住所:鎌倉市稲村ガ崎1-16-13
電話:0467-22-7199
時間:9:00〜21:00(最終受付20:00)
休み:なし※メンテナンスの休業あり
駐車場:あり
アクセス:江ノ島電鉄 稲村ヶ崎駅より徒歩5分
公式サイト: https://www.inamuragasaki-onsen.jp/

鎌倉で宿泊するなら!

まだまだゆっくり自分自身と向き合いたい…そんな時は、宿泊施設を予約、掲載できるサイト・エアビーで宿泊場所を探そう。今回紹介した江ノ電のコースなら、「 haletto house SAKANOSHITA 」という1棟貸切のゲストハウスがおすすめ。

1棟まるごと借りられる。広々とした空間でゆったり過ごそう

古民家を独り占めでき、セルフチェックインOK。海から近い坂の下は、海の反対側に寺院などがある自然豊かで閑静なエリア。憧れの鎌倉暮らしを体験して。


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※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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