美術と星を読み解く「星とめぐる美術 10の天体がいざなう現代美術」が島根県立石見美術館で開催中

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島根県益田市の島根県立石見美術館で11月18日(月)まで、「星とめぐる美術 10の天体がいざなう現代美術」が開催されている。

【太陽/自我・自主性】の章で紹介しているオラファー・エリアソンの作品 オラファー・エリアソン《グリーンランド・ランプ》2006年 豊田市美術館蔵 (C)2006 Olafur Eliasson


星占いで使われる10個の星(太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星)に関連付けて、現代アートを読み解いていく本展。太陽なら「自我・自主性」、水星なら「知性・コミュニケーション」など、設定されている星の性質をキーワードに、絵画や写真、彫刻など約60点の美術作品を紹介する。

【写真を見る】【冥王星/破壊と再生】の章で紹介している塩田千春の作品塩田千春《不在との対話》2009年 豊田市美術館蔵 (C)2019 Chiharu Shiota


担当者は「『現代アート』と聞くと、『ちょっと難しそう…』というイメージを持たれる方もいるかと思いますが、そうした方々にも肩の力を抜いて楽しんでいただきたい、という願いを込めて企画しました。この展覧会では、星はガイド役となり、美術作品を見る際の入り口を示してくれます。もちろん、作品には様々な解釈が可能ですので、見方を一方的に押し付けるものではありませんが、まずは10の星たちが示すキーワードに導かれながら展示室を歩き、作品と出会い、新しい面白さを発見していただけたら嬉しいです」と鑑賞の上でのポイントを教えてくれた。

美術ファンのみならず、天体ファンや占いに興味がある人も楽しめる内容となっているので、ぜひ会期中に島根県立石見美術館へ行こう。

ウォーカープラス編集部

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