店主がおすすめしない隠れ家コーヒー店?お客さんの好みで浅煎り・深煎りを選んでもらう「珈琲 二条小屋」の魅力

東京ウォーカー(全国版)

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遠方から足をのばしてでもぜひ行きたい、京都の「物語のある珈琲店」をご紹介。店主やお店の物語を知ればその味わいはさらに深みが増すはずです。

※本記事は「おいしい京都 外さない店カタログ」から一部抜粋・編集しました。

束の間のブレイクに「あなたのための一杯を」

駐車場の奥にひっそりと建つ小さな町家との出合いを機に、建築関係の仕事から転身した店主の西来昭洋さん。前職の経験を活かして、築約70年の建物をほぼ自力で改装した「珈琲 二条小屋」の空間は、まさに市中の隠れ家の趣だ。

ホットはカリタ、アイスはハリオと2種類のドリッパーを使い分ける


地元神戸で炭火焙煎の元祖「萩原珈琲」に出合って以来、独自にコーヒーの研究を重ね、開店後は自らのルーツである「萩原珈琲」の豆を自家配合でブレンド。贅沢に1杯に28グラムを使うコーヒーは、濃密なコクの中に、ふくよかな香味が冴える。

濃密なコクがあとを引くコヤブレンド450円。手作りのキャロットケーキは250円


「浅煎りも深煎りも好きなので、どれか一途にはなれないんですね」と、おすすめはせず、お客の好みで選んでもらうのが西来さんの流儀。とはいえ、束の間の休息に寄り添うベストな一杯に込める想いは、間違いなく一途だ。

駐車場の奥にかいま見える、COFFEEの看板が目印


COFFEE DATA
●焙煎機:なし(萩原珈琲)
●抽出:ハンドドリップ(カリタ、ハリオ)
●焙煎度合い:浅煎り~深煎り
●テイクアウト:可(450円~)
●豆の販売:なし

住所:京都市中京区最上町382-3
電話:090-6063-6219

京都の珈琲店に秘められた物語に、想像力が止まらない…。歴史ある街・京都の魅力を満喫しよう!

「おいしい京都 外さない店カタログ」は2024年4月26日(金)発売


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