お客様だから我慢?→NO!!「私たちの仕事は“接待”じゃない」上司の言葉が泣ける&スカッ!!【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

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アパレル業界で約10年働いていた経歴を持つゆき蔵(@yuki_zo_08)さん。一見すると華やかに見える業界だが、実はブラックな面が多く、ゆき蔵さんが配属された店舗も然り。なまじ売り上げがよいため、店長の独壇場でオリジナルルールやパワハラもまかり通っていた。ストーカーまがいの行動をする客にも店長は、「お金を使ってくれている以上どんな方だろうが『お客様』です。責任を持って対応しなさい」という考え方。ゆき蔵さんが客のストーカー行為に悩み、追い詰められていたときも、店長には助けを求められない。そんなとき、助けの手を差し伸べてくれた人がいた。その人物とは…!?一体どう対処してくれたのか?

「お客様も大切。でもね、一番大切なのは働いてるみんな」と助けの手を差し伸べてくれたこの人は一体…?ゆき蔵(@yuki_zo_08)


アパレル業界での10年間のエピソードを、実話をベースに漫画化しているゆき蔵さん。今回は、ゆき蔵さんが接客を担当したヤバイ客の話を紹介する。しかしその人は最初からヤバかったわけではない。「妻の誕生日プレゼントを買いに来ました」と初来店したときはごく普通の素敵な旦那様で、ゆき蔵さんもまさかこのあと、あんな展開になっていくだなんて夢にも思わなかったという。そして、ゆき蔵さんの悪夢は実に数カ月にも渡って続くのである。

最初はごく普通のお客様だったのに…ゆき蔵(@yuki_zo_08)


男性の心を歪ませたのは、2度目に奥様と一緒に来店したときだったのではないか、とゆき蔵さんはその日の出来事を振り返る。その日の自分の対応の何がいけなかったのか…?答えは出ないままだが、その男性はその日を境に用もないのに店舗の前をうろつくようになってしまった。その異様な行動にほかのスタッフも気がつき始める。「あの人のヤバさ、加速してますよ?」「放っておいて大丈夫ですか?」と心配されるほど、男性の危険度は加速していった。

自意識過剰でも、気のせいでもないと知ったとき、恐怖は増していくゆき蔵(@yuki_zo_08)


そしてついにゆき蔵さんの心のキャパをオーバーするときを迎える。営業スマイルも作れなくなってしまったゆき蔵さんに救いの手を差し伸べたのは…!?そしてこの事件はどのような結末を迎えるのか…?このエピソードの一部始終は漫画に描かれているが、さらに詳しくゆき蔵さんに話を聞いてみた。

わざと気付かないふりをしているのに、店の前でずっと待たれて…ゆき蔵(@yuki_zo_08)


――初来店時のその人は“普通のお客様”で、ヤバイ客になる予兆はなかったのでしょうか?

全くありませんでした!奥様思いのすてきな旦那様だと感心してたのに…あんな風に豹変するとは…。

――「妻には僕たちの関係は内緒」という発言が飛び出しますが、その男性の中では完全に不倫しているような口ぶりですね。男性がここまで歪むのに、初来店からどれくらいの期間がありましたか?

3回目の来店時には確実に変になっていました。私がほめたことなどを“好意を寄せられた”と勘違いしたのか…?しばらくは男性のお客様が怖くて仕方なかったです。

――救いの手を伸ばしてくれたのは“係長”とのことですが、“係長”とはどのような人ですか?

係長はA百貨店の係長で、私からすると取引先の係長にあたります。係長はA百貨店の婦人フロアのまとめ役で性格は姉御肌。なので、係長の上に課長もいたのですが、フロアのみんなは係長を慕っていました。

係長のこのひと言が、つらかった心にしみるゆき蔵(@yuki_zo_08)

ゆき蔵さんのブログ「ゆき蔵さんぽ。」には、ほかにも実話をベースに描いたエピソード漫画が満載。ほかのスタッフが遭遇したストーカー客や迷惑客、クレーム客など、実際にあった話を元に描いている。毎日20時30分、多いときは1日に2回(12時、20時30分)更新しているので、ぜひ読んでみて!

取材協力:ゆき蔵(@yuki_zo_08)

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