長崎県の平戸オランダ商館で「アジアの海－オランダ商館ヘリテージネットワークと時代の産物－」開催

長崎県平戸市にある平戸オランダ商館で、企画展「アジアの海－オランダ商館ヘリテージネットワークと時代の産物－」が2021年1月24日(日)まで開催中。

15世紀半ばから17世紀半ばまで続いた大航海時代、オランダ東インド会社はアジアへ進出し、アジア各地に貿易の拠点となるオランダ商館を設置した。各地のオランダ商館は海路によって結ばれ、海上交易によって人やモノが行き来し、経済的なつながりの強まりとともに、さまざまな文化が発展する契機となった。

そんなオランダ商館を現代に再び結び直した国際ネットワークが「オランダ商館ヘリテージネットワーク」だ。現在、7カ国13地域にあるオランダ商館は、歴史遺産の研究促進や、人的・文化的・経済的交流を目的として、また重要な歴史遺産として保存・活用が進められている。

本展では、オランダ商館によって繋がれたアジアの海のネットワークを紹介。大航海時代、オランダが構築した海上物流のネットワークが、日本を含むアジア広域の歴史や文化にもたらした影響の大きさを感じられる内容となっている。

アジアにおけるオランダ商館の歴史と意義について学べる企画展「アジアの海－オランダ商館ヘリテージネットワークと時代の産物－」に出かけよう。

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