【コロナ対策情報付き】彌彦神社は新潟随一のパワースポット!創建2400年の歴史を体感

東京ウォーカー(全国版)

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彌彦神社の見どころや回り方など、おでかけの前に知っておきたい情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している内容は変更になっている場合があります。ご注意ください)

彌彦神社ってどんなところ?弥彦山の麓に鎮座する荘厳な古社

いにしえより「おやひこさま」と親しまれてきた彌彦神社。創建から2400年以上という長い歴史があり、越後一宮として越後国(新潟県)で最も高い格式を誇る。社殿が立ち並ぶ約4万坪の境内はすがすがしく厳かな空気に包まれ、伝説にもなっている火の玉石をはじめ、神聖なパワーを感じられる御神木など名所も多い。運気アップを目指して、清らかな心で参拝しよう。

彌彦神社は弥彦山の麓に鎮座している


【見どころ1】弥彦山を背に立つ美しい拝殿は必見

彌彦神社の祭神は、越後開拓の祖とされる天香山命(あめのかごやまのみこと)。越後に稲作をはじめ、漁や製塩、酒造りの技術を授けて産業の礎を築いた神様と伝えられており、地元で厚い信仰を集めている。

老杉がそびえる境内でひときわ壮麗な姿でたたずむ拝殿は、明治の大火後、1915年(大正5年)に再建されたもの。背後には弥彦山がそびえ、より神聖な空気を醸し出している。

随神門のそばには摂社・末社が並んでおり、仕事運アップには草薙神社、勝負事には勝神社とご利益を求めてお参りに訪れる人も多いそう。

神社に伝わる貴重な文化財を収蔵展示する宝物殿も、ぜひ訪れたい場所。国指定重要文化財の志田大太刀は長さがなんと220.4センチ。日本最大級の迫力に目を奪われる。ほかにも数々の美しい刀剣や、上杉謙信が奉納した直筆の祈願文などにも注目したい。宝物殿の拝観は9時~16時、無休、拝観料は大人300円※月曜日(休日の場合は翌日)及び1・2月休館)。

【写真】地元はもとより遠方からも大勢の参拝者が訪れる


【見どころ2】願いは叶う?!火の玉石を持ち上げてみよう

彌彦神社の名所のひとつが、こちらの火の玉石。別名「重軽の石」といわれ、人の頭より少し大きいサイズの石が2個並んでいる。どちらかを選び、願い事を思いながら石を持ち上げたときに軽く感じたら成就するとか。

火の玉石という一風変わった名前が気になる人もいるだろう。その名の由来には、こんな伝説が残されている。かつて津軽藩主が日本海を航海中に嵐にあい、弥彦山に鳥居奉納を誓い祈ったところ難破をまぬがれた。その後、鳥居の奉納をせずにいたところ津軽城内を2つの火の玉が飛び回る怪現象が起きたため、鳥居とともに火の玉石を彌彦神社に奉納したという。そのため津軽石とも呼ばれるそうだ。

祭神の天香山命が杖を立てたところに根を張ったという御神木もぜひ訪ねたい。石柵に囲まれて茂るシイの大木で、明治の大火の際に焼けてしまったものの、再び芽吹いて復活したという。生命力あふれる御神木から、大いなるパワーを授かろう。境内では鹿や鶏が飼育されており、その愛らしい姿にも心癒やされる。

願い事を念じながらいざ!思ったより重い?軽い?


【回り方・混雑時のマナー】二礼四拍手一礼という参拝作法について神職の方に聞く

境内に満ちる神聖な空気に包まれると、自然と背筋が伸びる。神域に入らせていただく謙虚な気持ちを持って参拝したい。鳥居をくぐるときは一礼し、参道は神様が通るとされる真ん中を避けて端を歩くようにしよう。

参拝前に手水舎で手と口を清め、拝殿へ。一般的な参拝は二礼二拍手一礼だが、彌彦神社では二礼四拍手一礼が作法だ。神職の方に話をうかがうと「由来は不明なのですが、より丁寧に神様にお参りする心を、この作法で表しています」とのこと。

拝殿の真正面で参拝しなければならないと思いがちだが、実はそういった決まりはないそう。混みあっている場合は譲り合い、横に広がって参拝しよう。

【お土産】参拝のしるしに御朱印をいただこう

拝殿前にある授与所では、御朱印(税込500円)をいただくことができる。御朱印は寺社で納経した際の受付印がはじまり。近年は参拝のしるしとしてブームにもなっているが、スタンプラリー感覚で集めるのはマナー違反。本来の意味をふまえ、参拝のあとに授与所に出向こう。

授与所には各種お守りも並んでいる。弥彦山の山頂に祭神が夫婦で仲良く祀られていることから、縁結びを願う参拝者も多いそう。恋愛成就にはピンクと白の恋守を。授与所の開所は8時30分~16時。

御朱印には参拝の日付を入れてくれる

かわいらしい恋守(税込500円)に願いを込めて


【足をのばして】ロープウェイで弥彦山にのぼってみよう!

参拝後は標高634メートルの弥彦山の山頂を目指そう。境内から続く万葉の道を10分ほど歩くと、弥彦山ロープウェイ山麓駅に到着。神社から山麓駅へは無料シャトルバスも運行している。山頂まではロープウェイで約5分の空中散歩。山頂に着くと眼下には越後平野や日本海の大パノラマが広がり、天気が良ければ佐渡島も遠望できる。

弥彦山の山頂には祭神の天香山命と妃の熟穂屋姫命(うましほやひめのみこと)を祀る御神廟がある。山頂駅から徒歩15分。こちらもぜひ参拝したい。
※御神廟授与所は12月から3月末まで閉鎖

弥彦山ロープウェイは大人往復1500円、子供往復750円。4月~11月は9時~17時20分、12月~3月は9時~16時30分の間、15分間隔で運行。天候により時間変更あり。

山頂からの景色は爽快そのもの!思い切り深呼吸を

四季折々の自然も見どころのひとつだ

山頂の御神廟には彌彦神社の祭神と妃神を祀る


【アクセス】JR弥彦駅から徒歩圏内。駐車場も完備

JR弥彦駅から彌彦神社までは徒歩15分ほど。道中や門前には食事処や土産店、温泉宿が軒を連ね、そぞろ歩きが楽しい界隈だ。

車なら、東京方面からの場合は北陸自動車道三条燕ICから約30分、新潟方面からの場合は北陸自動車道巻潟東ICから同じく約30分。県道29号に立つ鮮やかな朱色の大鳥居をくぐれば彌彦神社はもうすぐだ。神社脇駐車場が50台用意されているほか周辺には村営駐車場があり、いずれも無料で利用できる。

弥彦村のシンボルでもある大鳥居は日本屈指の高さ約30メートル


【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】

・職員はマスク着用の上、手指消毒を実施しています。
・祈祷受付にはビニールシートを設置しています。
・境内各所に消毒液を配置しています。
・ご祈祷時の控室および拝殿内は、定期的に換気・消毒を実施しています。
・お札・お守りの授与では、受け渡し時に折敷を使用しています。
・拝殿前でのご参拝の際は、足元の表示に従って間隔を空けていただきます。
・御朱印帳をお預かりしての記帳は停止し、書き置きにて対応しています。
・手水舎は柄杓を撤去し、流水式に改めています。
・ご祈祷の際、殿打ちでは「咳エチケット」を踏まえ、マスク着用と、間隔を空けての着席をお願いいたします。

取材・文=AVANCER

<施設情報>
住所:新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2
アクセス:【電車】JR弥彦駅から徒歩約15分【車】北陸自動車道三条燕ICまたは巻潟東ICから約30分
営業時間:授与所8:30~16:00
駐車場:50台(無料)

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※2020年9月時点の情報です。

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